化け狸との戦い 初めての勝利

報告書番号:2012-08-01

これはアザルス暦381年7月31日に起きた出来事だ。
そう、三頭のレッサーデーモンとの戦いから少しだけ先の出来事。

ある目的のため、私は新しく発見されたジェム、MPキャンプ回復量増加ジェムの買取を行っていたのだけれど……。

なぜかあの化け狸の犯罪者からウィスパーが届いた。
彼とは町で出会って以来、何度となく戦いを続けていて、圧倒的な強さを持っているのに自らを貧弱一般人だなんて偽る犯罪者だ。

どうやら彼は私の欲しているジェムを持っているらしい。
犯罪者にあのジェムは不要! 私は彼に言い返した。

変……態……?
何を言っているんだろう。

どうやら彼はテスタメントのこと(あっぷるなっぷる参照)を言っているらしい。
アヴルールに誓いを立てた神聖な衣装を、変態だとか、痴女だとか、遊女だとか言う輩の頭上にはひとしくホーリーライトを撃ち込んでやりたいけれど、きっともう絶対確実に創造神アヴルールの加護を受けられないだろうから我慢する。

そんな中、一千万ゴールドを獲得できる機会のある、数当てくじの結果が発表されたと告知が発せられた。

見ていなさい、化け狸の犯罪者め。
アヴルールの祝福は私に賞金を与え、犯罪者のあなたには吠え面をかかせる。

私はアヴルール神様以外は自分の目で見たものしか信じない。
結果発表を見るために広場のミリオさんのもとへ向かっていると……。

なぜか届くフレンド登録依頼。

化け狸は何か必死になって言い訳をしている。
まさかあの化け狸が、悪ぶってはいるけれど本当は友人が欲しい寂しがりやさんだったなんて。
善行を積まないと……。私は彼にもっと友達が増えることを願ってこのことをTRの皆に伝えておいた。

悪評? 悪評だなんて……。



悪を退けた、初めての勝利だった。

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