貯水区画の第二決戦場まで

報告書番号:2012-01-03

第一決戦場での戦い

第一決戦場はなんとか無事に突破することができた。MPを136消費し、ヒールポーションも23個使ってのぎりぎりの勝利だった。念のためレッドポーションを10個ほど倉庫から持ち出したがこれは使わずに済んだ。攻略法は後々別のページに追加しておこうと思う。と言っても一度だけの勝利のため、ずさんな内容になっているかもしれないけれど。

それにしてもフィルティーノーブルマンは間違いなくこれまでの決戦場で最も困難な相手だった。もし一体倒して奥から3〜4体出現したらさすがにここで心が折れていたと思う。

更なる難関、第二決戦場

ゲートを開放し、更に奥へと進んでいくと二つ目の闇天使の像が見え謎かけを出してくる。問題を解き第二決戦場へと入る。
決戦場の廊下を慎重に進んでいく。間違っても同時に複数の魔物に襲われ命を落とさぬように。
廊下と広間を繋ぐトンネルを越えた辺りだっただろうか? 奥からキラキラと綺麗な輝きを見せるものが近づいてくる。
慣れたもので私はすぐに後ろへと、廊下に引き返す。そして落ち着いて光の正体を見極めると・・・・・・これは、コイン?
どうやらこの決戦場の相手はコインの魔物(名称はブライド)だ。以前デルティス大蔵室の宝物殿予定地で見た魔物と同じような種族なのだろうか?

戦ってみると相手の攻撃は大したことはなく、10ちょっとのダメージしか受けない。尤も、こちらの攻撃も大して与えていないのだけれど。
少し時間はかかったが苦労することなく討伐する。良かった、大した相手ではないようだ。正直、決戦場は疲労感の方が強い。やはり決戦場よりも、迷宮の構造、そこに巣食う魔物、仕掛けられたトラップ、物陰を歩く犯罪者、時には助けたり助けられたり、また時には迷惑をかけたりかけられたりする冒険者同士、これら全てを同時に相手する迷宮の探索こそが私にとっての冒険だ。何が言いたいのかというと、決戦場は早く突破するに越したことはないのだ、うん。

さてと、1体戦ってみたところで大した相手ではないことがわかった。まだこの先に何体魔物がいるのかわからない。先ほどと同じようにゆっくりと廊下を進んでいく。
(・・・・・・そういえば)
私は冒険者ギルドで受けた依頼のことを思い出していた。たしか貯水窟の討伐クエストで複数の魔物の討伐依頼があった筈だ。これまでの経験からこの手の依頼の対象となっている魔物は決戦場を仕切るボスクラスだ。対象の名前を確認するとこう書かれてあった、”ミリオネア”と。
確か”たくさんの富を持つもの”とかそのような意味の言葉だ。とするとおそらくいるのだ。この先に。

廊下の先にはキラキラとした光が二つか三つほど同時に見えた。しまった。近付きすぎたかもしれない。
私は急いで廊下へ引き返すとディバインアーマーを展開させて迎え撃ってやろうと振り返る。向かってくるのはコインの魔物達の長ミリオネアだ(ミリオネア自体もコインの魔物だったのか)。
ブライドと同じように硬く、こちらのダメージは10ちょっとだけど相手の攻撃も20ちょっとしか受けない。かなりの長期戦になりそうだが勝てるのではないだろうか。と思った瞬間に立て続けに攻撃を受ける。ゴチャゴチャとしていてよくわからないがミリオネアに混じってブライドも付いてきていたようだった。やはり最初に光が複数見えた時点で他のブライド達にも気付かれていたのか。こうなってしまっては力押しは難しいのですぐに決戦場から退場する。次こそはミリオネアを1体だけ引っ張ってこなくては。しかしまた失敗に終わった。三度目のなんとやらも失敗に終わった。

もしかして単体で誘き出すことは出来ないのかもしれない。
じりじりと慎重に廊下を進んでいっても複数に捕捉されてしまう。
これは一体どうすればいいのだろう。戦いの最中、そんな疑念を感じてはいけないというのにそんな疑念を持ってしまった私は今度は逃げるのに失敗してしまった。

私を取り囲むコインの魔物達。急いでこの場から離れなければならないというのに、目の前にゲートの境界線が見えるのに、前へ進むことができない!
なぜか私はその場でぐるぐると回り始めている。右を向いても左を向いても前を向いても後ろを向いてもコインの山、山、山! 嬉しい、これで今日から私もお金持ちに・・・・・・。

しかし現実は非情だった。私は数秒後には嫌な臭いのする汚い石畳がある下側を、強制的に向けさせられていた。

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