深層域、触媒集め

報告書番号:2012-01-19

アラハゥイからの新たな依頼

第三決戦場の魔法の結界を解く鍵を探していると、また道に迷っていたようで気付いたら第三決戦場前まで来ていた(私としては新しい道を進んでいたつもりだったのだけど)。しかしそのおかげで懐かしいアラハゥイ様と出会えた。魔術の研究に使うのか何なのかはわからないけれど、触媒に必要な蛙の目玉と蜘蛛の糸をそれぞれ10個ずつ集めているらしい。そしてそれを代わりに集めてきて欲しいと頼まれた。報酬に魔法の結界を解く欠片を貰えるというのだ。わざわざ貴族の人間が、こんな危険で薄汚いダンジョンにやって来るのは少し怪しかったけれど今の私には彼が頼りなのも確かだし引き受けることにした。

すぐに集まるものかと思ったけれど想像以上に時間がかかった。蜘蛛の糸はヒュージスパイダーを70匹以上倒して揃い、蛙の目玉もポイズントードを70匹近く倒してようやく揃った。この回収作業には3時間近くかかったと思う。

(それにしても・・・・・・)
私は打ち倒した無数のポイズントードの死骸に目を向ける。ヒュージスパイダーに比べてお金もアイテムもよく落とす稼ぎには良さそうな魔物だった。今もこうして宝箱を落としている。目玉集め中に4〜5回以上は宝箱を落としたのではないだろうか? この宝箱の中身を手に入れればちょうどバックもいっぱいになるし一度町へ帰ろう。私は3時間近くかけて触媒集めをした一足早い神様からのご褒美を受け取ろうと手を伸ばした瞬間。

ゴヅン!!

天から降り注いだのは贈り物ではなく神のげんこつだった。
私は薄れゆく意識の中で自分の手を見た。蛙と蜘蛛の体液でべとべとになった汚れた手だ。こんな手で贈り物を触ろうとするから罰があたってしまったのだ・・・・・・。

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