深層域の第三決戦場に挑んで

報告書番号:2012-01-22

ブルスポーンとの戦い

決戦場へ進むと奇妙ないでたちをした四人組と出会った。中にはデルティス大蔵室で見たあの漆黒の美女の姿も見える。彼らはいったい・・・・・・? そして何か失礼なことをニ、三言われて腹が立ったけれど、背中に恐ろしい気配を感じて振り返ったそこにあるものの前で全て消しとんだ。獰猛な牛の頭とその手に握った大斧がまず目に飛び込む。この魔物が魔法局の依頼にあった冥府の猛牛ブルスポーンだ。

私はすぐにHPを回復してどう戦えばいいか考える。恐らくワーバッファローと同じような動きをするのだろうけれど。困ったことに私は結局ワーバッファローとはほとんど戦っていないのだ。あの猛々しい腕から繰り出される斧は一撃で致命傷になるのではないかと思わせる。移動速度も速いことからもしダメージを受けたらヒールで回復するタイミングも難しそうだった。私はしばらく相手の周囲を回るようにして相手の攻撃方法を把握することに努めた。

逃げながらも段々と相手の特徴がわかってきた。攻撃方法はおそらく右手の斧振り下ろしとただならぬ気配のあとに放たれる”振りかぶり”の二つくらいのようだ。私は逃げながらある程度戦ってみるとチコル城址のブッチャーとの戦いを思い出していた。いや、むしろブッチャーより攻撃方法が少ない分楽に感じる。斧の通常攻撃だけで150くらいダメージを受けるので基本的に全て回避するつもりで戦わなくてはならない。ブッチャーと同じで回避行動は相手の右手側(私から見て左側)、つまり斧を構えてる方向に逃げるのが回避しやすい。斧の振り下ろしを左側に避けた瞬間にターゲットし攻撃を繰り出しながらターゲットを解除し、一撃あたえたらすぐに相手の背中にもぐりこむように回避していく。上空から見ればブルスポーンの周囲に三角形を描くような戦い方に見えるかもしれない。ただならぬ気配を感じたら絶好の機会になる。すぐに相手の背中、右手の裏側に走り攻撃を浴びせる。相手の右手後ろは完全な死角になるため攻撃を受けることはなく最低4撃は与えることができる。 このただならぬ気配は妨害することができないがそれが返って好機となる。 しかし・・・・・・。私の攻撃は初撃で15〜20、追撃で30〜40ほどしか与えられない。相手のHPはまるで巨象の如しでまるで減っているようには見えない。勝てるのだろうか。足が痛くなってきた、棍棒を握る手も一撃相手を殴りつけるたびにこちらまで痛いくらいだ。私は弱気になりつつあったけれどこちらの攻撃は少しずつそして確実に相手のHPを減らしていく。しかしこちらのMPももう尽きかけてきた。そして私のMPがなくなったのと相手のHPが残り僅かになったのはほぼ同じくらいだっただろうか。

勝てる! しかし私の集中力も大分乱れていた。MPがない以上受けてはいけない一撃を二度も簡単に受けてしまった。これまでの自分ならこんなミスはしなかっただろうに。心臓の鼓動が鳴り響く。目の前が、目の前が血で見辛い。でも相手もあと数撃で倒せそうだ。絶対に倒してやる・・・・・・! 初戦でそのままブルスポーンを倒すことができたなら皆なんと言うだろう。酒場のマリーに話したら驚いて持っているジョッキを落としてしまうかもしれない。


わたしは・・・・・・ったいに・・・・・・倒・・・・・・。マ・・・・・・リーに・・・・・・。

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