魂の礼拝堂の第一決戦場、突破 〜 探索中

報告書番号:2012-01-30

一歩進むごとの恐怖

忘却の寺院の探索を始めたばかりだけど、まず魔物の強さに驚かされる。決戦場クラスの魔物がそこら中を徘徊しているのかと思ってしまうくらいだ。1体倒すごとにMPを大きく消費するのでそのたびに簡易キャンプでMPを十分にしておかないと危ない。アイテムを落としたら拾わずにキャンプで回復してから拾うといったように慎重に進んでいく。曲がり角や奥が見えない通路は本当に恐る恐る進んでいく。

コンディションの好調を維持したいけれどトラップに引っかかるたびにどんどん下がっていく。今までの迷宮はコンディションを気にするのは決戦場くらいだったけれど、忘却の寺院の強すぎる魔物たちは好調でようやくまともに戦えるといったくらいだ。これまでプリーストという自己回復や解毒手段を持っていたせいかトラップに対する注意が欠けていただけに面白いくらいに引っかかってしまう。どこでどんな魔物が待ち構えているか、どこにどんな罠があるのか、地図に記しながら進む必要があるかもしれない。

チコル城址を彷彿とさせる旋律がどこからか聞こえてくるこの寺院の攻略に、私は楽しさを感じ始めていた。

牛歩の探索

謎かけを解き第一決戦場に入ると、そこでは悪霊達との戦いが待っていた。廊下を少しずつ進むことで部屋の魔物を分断させて戦うことができ特に苦戦することなく突破することができた。やはり決戦場よりも迷宮の探索の方が難しく、またそちらの方が私としてはより燃えてくるというものだ。

忘却の寺院、魂の礼拝堂の第一決戦場を越えて探索を続けているけれど、どんどん難しくなっていく。ガーゴイル1体倒すのにMPを3分の2以上使ったと思う。決戦場の魔物よりはるかに強かった。あの強さはアリア川貯水窟のジュエルナイトと同じかそれ以上の強さだと思う。なんて恐ろしい寺院なんだろう。教会が立ち入り禁止区域に指定しているのも頷けるというものだ。

そこから先はそれ以上の恐ろしさだった。まるで誰かの見た悪夢を律儀に再現したかのような。1体でさえてこずる魔物が細い廊下に立て続けに徘徊している。1体倒すごとにキャンプでMPを回復しながら進んでいるのでなかなか先にも進めない。小部屋も何かないか調べながら進んでいるけれど小部屋の中で魔物が複数で待ち構えていて慌てて逃げ出すも追いつかれ瀕死のところを帰還の呪文で逃げ帰った。

今までにない迷宮の探索。一歩進んで二歩下り、二歩先の打開策を考え、実行し、上手くいったと思ったら三歩先は既に怪物の口の中。そんなような探索だ。苦しいけれど確実に次の探索で以前よりも少しずつ進んでいく。そしてなんとか魔物が密集している廊下を抜けたところで更なる悪夢が現れた。 密集。単独探索を続ける冒険者にとって、寺院の魔物は2体が並んでいるだけで密集という言葉を使いたくなるけれど、2体で密集ならばこれを何と呼べばいいのだろうか。めまいがして確認する気が起きない。おそらくだけど4〜5体のグレイウーズの姿が見える。確認が難しい理由はもう一つある。それは、これがグレイウーズとの交戦中の出来事だからだ。つまり、この小部屋のすぐ手前にグレイウーズが1体、部屋番のように侵入者を阻んでいるので、どうやってこの小部屋を打開すればいいか、ゆっくり考える時間すら与えてくれない。倒したらキャンプでMPを回復しなくてはならないし、もたもたしていると再び湧いてきたグレイウーズと戦わなくてはならない。

しかし私のこの悩みも強制的に解決されることになる。グレイウーズは交戦中にも亡霊らしく周囲を漂う癖があるのでそれを追いかけてつい小部屋の中の魔物に見つかってしまった。2体でこられたら間違いなく殺されてしまう。後ろにも魔物がいる以上、私はこれを好機と考え小部屋の中へ飛び込んだ! グレイウーズ、グレイウーズ、グレイウーズ! グレイウーズだらけの悪霊部屋! 私は必死に出口を探す。扉があった! 早くこの部屋から逃げないと。私は格子を掴んで必死に開けようとする、しかしダメだった! 間に合わず私はそこで息絶えてしまった。

ここは悪霊たちの牢獄。その鉄格子には迷い込んだ生者たちがつけたであろう無数の手垢にまみれている。

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