そして忘却の寺院へ・・・

報告書番号:2012-03-09

再会

私は覚えている。 +5まで鍛錬した武器の攻撃がたったの20ちょっとしか与えられない、この悪霊たちを覚えている。それだけではない。私のレベルは16と、冒険者ギルドが探索に推奨しているレベルよりも2つも高いのだ。それでいてこのダメージ! 最も威力の高い三撃目でも40少ししか与えられないでいる! なんという私の弱さ。なんという魔物の強さ。こんな魔物がそこら中を徘徊しているのだ。とうとう私の知っている迷宮に戻ってこれた。

(はっ)

何を言っているのだろう私は。魔物が強く恐ろしい迷宮。それは良くないことのはずなのに・・・・・・。内心でそれに悦びを覚えている自分がいる・・・・・・。いや、今は考えるのはよそう。私は首を振って正面を向きなおす。そうだ、今はこの迷宮を越えなくては。この深奥で随分長い間待たせている相手がいるのだ。

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