ある犯罪者の話

報告書番号:2012-03-10

落とし格子の音

扉の上がる音がして、私はすぐに真後ろを確認した。・・・・・・忘却の寺院の落とし格子は、そこに人がいなくともこのように時々自動で開くことがある。それはわかっているのだけれど扉の開く音がした筈なのにそこにあるべき人の姿が見えないと警戒してしまう。以前にチコル城址でステルス状態の犯罪者と出合った時の恐ろしい出来事のせいだ。扉が開いたと思って目をやるとそこに人は見えず、気のせい? と思った直後に私は何か特殊な攻撃を受けて体の自由を奪われてしまっていた。そしてその数秒後にはたった二発の魔法を受けただけで倒れた私の姿を魂となって見ることになってしまった。

あの時私を殺した相手、私は結局、あの犯罪者の姿も種族も、性別すらも、どんな術中にはめられたのかもわかっていない・・・・・・。

ブレエット+4を手に入れて

嬉しい買い物。自分で鍛錬するより遥かに安い、失敗する可能性も考慮すればなおさらだ。ありがとう、あなたの戦友は私が引き継いだ。

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