高級バルボア貨を手に入れるために

報告書番号:2012-03-26

下水道奥まで赴く大変な仕事

下水道のクリーピングコインの群れは、しっかりと殲滅したのを確認してから回廊部へ入った。前回のように焦って一歩を軽んじたりはしない。余裕を持つことが大事だ。

けれど、その余裕も入ってすぐのブラックウィドウの群れや毒の罠に襲われ、あんなにしっかりと手を繋いでいたのにどこにも見当たらなくなっていた。慌てて空いてしまった手にポイズンガードを構え、あとはひたすらに魔物の補足範囲から逃げ出すことだけを考えていた。

無事に安全な場所までやってこれたようだ。……それにしてもクリーピングコインのあの群れ、あれは魔物の弱体化以前の偽りの金庫室のように暴君の如く君臨していたのだろうか? そうだとするとぞっとする。そして残念でもあった。どのようにしてここを突破するべく頭をひねったものかと。もしくはひょっとしたらここで早々に膝をつくことになってしまっていたのではないだろうかとも。

回廊部の探索は、探索時間の9/10を逃げ回ることに費やし、全く進展はなかった。意味ありげな石版とこんな奥深くまで調査に来ていた調査団員と出会えただけだった。”だけ”なんて言ってしまっては失礼だったかもしれない。このような恐ろしい場所まで子供のために勇敢にもやってきている勇者と出会えたのだから。でも私自身は生きて帰れる自信がなかったので1万ゴールドを払って転送装置を使うとしよう。危険に比べれば安いもの。私は死なないように攻略しているのだから。

下水道奥まで調べて進展がなかった以上、こちらだろう。私はローズマリーを訪ねた。 カーティス? あの娘さん思いの騎士のことか。彼が一体何を……。

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