チコル城址 〜 アリア川貯水窟(ヒーラー修練)

報告書番号:2012-04-08

この記録を読む冒険者へ

これは私が旧地下水路、地下1階の探索中の外伝に当たる。

この報告書には、旧地下水路、地下1階までのあらゆる情報が記載されている。
あなたは封を切って情報を得てもいいし、このまま棚に戻してもいい。

チコル城址をパーティーで

パーティーでの動きになれるため色々なパーティーに参加していて、前回のパーティー戦でレベルが10になった。黄龍の神殿跡の経験からパーティーで挑む場合は、経験者であるなら適正レベルより少し下くらいで挑むのがちょうど良さそうだと感じたので適正レベル11のチコル城址へとやってきた。ヒーラーはパーティーの生存に強く関係する以上、なるべく早いうちに危険な状況に慣れておいた方が良いと思ったからだ。

今回は熟練者と駆け出し冒険者の混合パーティーになったのだけれど、そこまで危険な状況に陥ることなく探索を終えた。困ったな。このままでは緊急事態に落ち着いて対応できる自信がまったくないままだ。

アリア川貯水窟、第二決戦場までをパーティーで

チコル城址を終えてレベル11になり、次はアリア川貯水窟の探索へと進めた。パーティーの平均も11と丁度よい。今回も駆け出し冒険者二人と熟練冒険者といった組み合わせになる。基本的に探索は駆け出し冒険者に任せる形になる。そして決戦場では幸いなことに私はこれまでソロでしか戦ってこなかったので助言できることがない。といってもここでも苦戦することもなくほとんどなく進んでいった。

下水道では宝箱がたくさん出る。今回の探索ではシーフポークルの少女が参加していたので開錠もお手のものだ。ファイターでは無縁のものとなってしまった宝箱も、今なら、シーフの彼女がいる今は財宝をこの手にできるかもしれないという楽しみがある。適材適所、私には出来ないことが彼女には出来、彼女が出来ないことを私は出来る。では、私は私のできることをしよう。

癒しの魔法ヒールを唱え彼女のHPを万全の状態にする。いくらシーフポークルが開錠が得意だからといって確実に開けられるわけではない。時にはそのトラップに絡め取れてしまうときもある。プリーストがついていることで万が一にも対応できるというもの。

彼女は宝箱に手をかけ、その罠を解除し。

ようとしたその瞬間だった。爆音が響き渡ったのは。私はすぐに周囲を確認した。宝箱を開けるときは皆離れていたため巻き込まれたものはいない。私はすぐに距離をつめてヒー……ルを……。

あああああああ! そんな、そんな、なんで……。さっきまで飛んだり跳ねたりしていた可愛らしい彼女。今では爆風に吹き飛ばされその形を留めていない。残ったのは宝箱だけ。宝箱の中には財宝があったけれど、この辺り一帯のドブ水を全て掬い上げても彼女の体は見つからないだろう……。

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