斧FIGと2人で 魂の礼拝堂探索(ヒーラー修練)

報告書番号:2012-04-12

この記録を読む冒険者へ

これは私が旧地下水路、地下1階の探索中の外伝に当たる。

この報告書には、旧地下水路、地下1階までのあらゆる情報が記載されている。
あなたは封を切って情報を得てもいいし、このまま棚に戻してもいい。

ソウルランク7へ

気付いたら黄龍の神殿跡にて犯罪者が出没していると声をかけられていた。危なかった。黄龍の神殿跡の魔物から得られるレベル別経験値について調査に来ていたのだけれど、犯罪者がうろついているのであれば長居は無用。私はすぐに町へ逃げ帰った。

報告書のために覚え書きを取っているときは本当に隙だらけなので襲ってくださいと言っているようなもの。現にこれまでに二回ほど命と同時に持ち物を盗まれている。

町に戻るとソウルランクが7へと上がる。このおかげ、かどうかはわからないけれどアラハゥイ様から神使の宝珠を受け取り、アッザームの試練場というダンジョンにも進めるようになった。……もちろん行くわけがない。推奨レベル50なんて恐ろしい場所。私なんかがいったら瞬きする間に壁の染みにされてしまいそうだ。

2人で忘却の寺院に挑んで

結局レベル13のまま忘却の寺院に再び戻ってきた。今回はパーティーは1人だけ募集して2人で探索を進めた。これなら集団だからできる強引に押し切る方法は取れず、慎重に進める他なくなる。相手のファイターのハクロさんは今回始めて忘却の寺院に挑むらしい。私が先導するべきだろうか? 彼の方は全く気にしないと言ってくれたもののどこまで助言していいものか悩む。

悩んでいるうちに第一決戦場、ファイアスピリット達を倒し、魂の礼拝堂地下1層に続く例の精霊たちうごめく通路までやってきてしまった。ここから魔物が連続して待ち構えているのだけれど彼に判断を任せてみようか、注意して進むように伝えるべきだろうか、私がぐずぐずと悩んでいるうちに彼はそのまま歩を進めていく。

やっぱり! 私が初めてこの通路を歩いたときのように彼もまた精霊に戦いを挑もうとして小部屋に潜んでいたインプたちの罠にかかってしまった。倒すのに時間をかかっていると倒したグレイスピリットも蘇ってきて!

くっ。その攻撃の余波は私まで届く。この狭い通路では詠唱を潰されてしまう。離れようとするも魔物たちに邪魔され進めない。彼も私もHPがどんどん減っていく。急いで彼にヒールをかけて態勢をたてなおさなくては! けれど! あああああ、私はなんて卑しいのだろうか、自分の身可愛さに彼の体を癒すよりも先にレッドポーションで回復を図ってしまった。その一瞬が彼を精霊たちの生贄にしてしまった! それだけでなく彼が倒れたのを知ると急いでその場から逃げ出したのだ。

無事、麻痺罠の小部屋まで逃げ帰ることができた。今はキャンプの結界が私の傷を癒している。けれどそこに、彼の姿はない。

忘却の寺院、探索の記録一覧へ戻る

報告書の先頭に戻る
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。