町でのひととき パーティー戦に備えて

報告書番号:2012-04-19

この記録を読む冒険者へ

この報告書には、旧地下水路、地下2階までの情報が記載されている。
あなたは封を切って情報を得てもいいし、このまま棚に戻してもいい。

夢幻の試練場

381年4月10日、カーラルデさんから夢幻の試練場なる修練場への許可証を授かった。けれど私の修練はしばらく忘却の寺院で十分だ。……まあ本音を言うと今すぐにでも向かいたいのだけれど今は多くの冒険者が向かっていることだろう。”ラグ”と呼ばれる現象の影響を受けやすい私としてはしばらく様子をみるしかない。

メイジについて学ぶ

Lvも16になり、スキルはミドルヒールを習得。これでベビーエイドリアン戦で死者を出さずに済むかもしれない。それでも旧地下水路を死者を出さずに越えようと思ったら3人以上のパーティーで挑むのが望ましいということを痛感した私は、早速3人パーティーに慣れようと旧地下水路に比べて難易度の易しい忘却の寺院へと戻ってきた。

……のだけれど1人人数が増えただけで私のほうは余裕がなくなり、打たれ弱いMAGを死なせてしまった。これはしばらくMAGについて学ぶ必要があるだろう。私は3人パーティーの前にMAGの冒険者と2人で探索し立ち回りを覚えようと思った。

広場に戻ると冒険者たちからMAGに関する座学を受ける。

そのはずが、気がつくとMAGに関する講義から歴史の話に変わっていた。歴史は大好きだ。彼女たちから色々な歴史書の話を聞かされているととても面白そうに感じてしまう。私も機会があれば読んでみたい。

話が盛り上がっていたところで同じノームのリッカがダンジョンで実践訓練をしようと教官を名乗りでてくれた。 頼もしい。私はすぐに支度をして彼女についていった。

アリア川貯水窟にて

それにしても彼女はノームなのにMAGだけあって博識だった。私なだったらあの難解な魔術書は1頁だって読むことなんて出来ないだろう。 探索しながらPRIの立ち回りだけでなく他職やダンジョン探索中の対人(主に防衛策)についても教わりながら進み、そしてエックスレメント決戦場へ。

エックスレメント戦では取り巻き殲滅後に私がエックスレメントのターゲットを維持しつつ戦う作戦になった。要するに多対一におけるヘイトコントロールと呼ばれるものについての練習だと思う。リッカは多くを語ることはないので(大半は私が聞き逃していることが多いだけだったりするのだけれど)きっとそういうことだと私で勝手に判断している。

ヘイトコントロールは前衛と後衛の双方で行うもので、片方だけでは成しえない。前衛は自分へのヘイトを維持し、後衛は自分に敵が向かってこないように調整しながら戦うことを求められる。

今回はPRI(私)とMAG(リッカ)の2人だけなので私が前衛を勤める。私(前衛)は敵の攻撃を受けないように、しかしこちらはしっかりと攻撃を与え、敵からのヘイトを維持する。

リッカ(後衛)は自分のところに魔物が向かってこないように魔法攻撃を抑えつつ戦っている……のだと思う、多分(私はMAGに関する知識が皆無なのであまり当てにならない)。

そしてなんとかリッカにヘイトを向けさせることなく倒せた。つまりこれは私に合わせてリッカが魔法を使っていてくれたことも意味する。そして私も頑張った。主に私の首が、だけれど。

あの大きなエックスレメントと戦っていると目の前には大きな肉壁しか映らないので天井を見上げ相手の攻撃動作をしっかりと見極める必要があったから。 一つだけ困ったことは盾の持ち替えをすっかり忘れていたことだ。

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