獄中にて…… 彼女の名はメーテル、断罪の女

報告書番号:2012-05-21

脱獄からの続き。

ノエルちゃん……。私たちのためにわざわざ赤くなって牢まできてくれたようだ。

え? そっち?!

ともかく私達(とチュウ兵衛)はここで罪を償うことにした。

しばらく経った頃だろうか、外から私達を呼ぶ声が聞こえ囚人部屋の方を覗いてみると……。

メーテルさんの姿がそこにあった。私達のためにこんな場所までやってきてくれたなんて、嬉し……ん?

なにか、メーテルさんの、様子が、変だ。
おもむろに宝箱の方へ向かっていく。



囚人部屋の落とし格子が落とされると不吉な秒読みが開始された。罪人に送られる死の宣告だ!!

辺り一帯を爆炎が包み、私、猫君、ノエルちゃんは一瞬にして処刑装置に巻き込まれた。
私達は牢屋内の幽霊に蘇生させてもらうとすぐに看守達の部屋へと移った。
あの獄長は恐ろしいけれど、外のエルフに比べればまだ安心だろう。

考えは甘かった。メーテルさんは先回りしていた。これまでに見たことのない微笑みを携えて……!

まさか……。まさかやるなんて思わなかった。看守部屋ごと爆破するなんて……!

さっきと同じように蘇生させてもらうと今度は獄長のエルノーラさんに呼び出された。行きたくないけれど行かねば死ぬより酷い目に合わされそうだったので行くことにした。


* 懲罰中 *

…………。
……。

私はエルノーラさんから外にいるメーテルさんに言伝を頼まれた。一字一句間違えることなく伝えるようにと。

一応弁解しておかなくては、これは私の言葉ではなくて、エルノー……ラさ……んが……。



続く

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