夢幻の試練場、探索 その21(追熟の赤月突入作戦)

報告書番号:2012-05-24

追熟の赤月突入

前回、3−2へ4人パーティーで挑んだときは転移後すぐに乱戦となってしまい、何が起きているのかよくわからないまま全滅してしまった。そこで今回はTHIの斥候としての能力を存分に発揮した作戦を取ることにした。

まず斥候役となるTHIが一人で3−2へ進む。すぐにステルスやデコイを用いて敵の包囲網から逃れ、3−2の簡単な間取りや敵の配置、安全地帯を探して貰う。無事に安全地帯を見つけることができたら、その場所を伝えてもらう。その後は入り口(転移先)に固まっているであろう魔物たちをデコイで入り口から離れたところに追いやってもらう。

それを合図に3−1の転送装置で待機していた私達が一斉に3−2へ入り事前に伝えられていた安全地帯を目指すといったものだ。ああ、もし私のダメージカバーが高レベルだったら……。


(私「ここから先は魔物たちで溢れかえっていてとても危険だけれど、あなたは1人ではありません」)

(* 斥候のシェラさんにダメージカバーをかける *)

(私「この赤い煌きは私とあなたを繋ぐもの」)
(私「この煌きが続く限り、あなたのダメージは私が引き受ける……!)

(転送装置で先へ進むシェラさん)
(転移先では恐ろしい魔物たちが次々とシェラさんに襲い掛かってくる)

(くっ……! 3−2の恐ろしさは私がシェラさんから引き受けたダメージから見て取れる)
(けれどこんなダメージ痛くなんてない! シェラさんは今1人で戦っているんだ!)
(そんな中シェラさんから連絡が届く。安全地帯、部屋の間取り、敵の配置、これらについて)
(けれど! 彼女の声はどこか絶え絶えだ)

(私「シェラさん! はやくあなたも安全地帯へ……」)

(シェラ「だめみたい。魔物を1匹引き離せなかった」)
(シェラ「このままじゃ私のダメージを肩代わりしてるイーリアスさんが……」)

(私「シェラさん!?」)

(シェラ「わたし、みんなと冒険できて本当に楽しかったよ」)

(私の体から赤い煌きが消える。これは……シェラさんがダメージカバーを解除した証だった)

(私「シェラさあああああああああんっっっ!!!」)

…… ……。
んっんー。どうやらシェラさんは無事に3−2へ進み、安全地帯らしい転送装置付近は入り口から対角線上に向かって走ればいいらしかった。

そして入り口付近には今、魔物はいないらしい。

私達もすぐに3−2へと向かった。

夢幻の試練場、探索の記録一覧へ戻る

報告書の先頭に戻る
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。