ソロFIG 地下3階、ファッティブラザーズ戦 その2

報告書番号:2012-06-23

地響きの恐怖

柱に隠れたままなんとかブラザーボザットを倒すことができた。残すは体の大きなブラザージョンブルだけだ。
一対一であれば処刑人型は片手剣使いの敵ではない。とはいえ用心のためにディフェンドスタンスLv7で防御力を上げて挑む。

戦い方はマッドファーマー戦と同じ。真正面から戦い攻撃は盾で防ぎ、ただならぬ気配を発したら後ろにまわってバッシュコンボを打ち込む。盾のGPが半分くらいになったら逃げながらGP回復を待つ。

そして絶対に受けてはいけない攻撃が……。

この地響きだ。私は気付いていなかった。気絶攻撃ではなくて、この地響きこそが最もやっかいだということに。

どうやらこの地響きは相手を鈍足にするだけでなく防御力を大きく低下させる効果もあるようだった。マッドファーマー戦からずっと引っかかっていた、なぜか稀にありえないくらいの大ダメージを受けることに。このことに気付けたのは冒険者たちの雑談からだった。すぐに記録書のスケッチを振り返ってみたらその大ダメージを受けるときは必ず直前に地響きを受けていた。

絶対受けてはいけない攻撃……。これまで緊張感を伴うような相手ではなかったのに、急に恐ろしい敵として見えてしまう。知るということは恐ろしいことだ。そして私は、絶対に受けてはいけないというのに、地響きを受けてしまったのだ!


ああ、なんてこと! 私は動揺して、判断力を失っていた。唯一はっきりしていたことは数秒後には真っ二つになった私自身を魂から眺めることに、なるのだろうということくら……

(ガキィィィイイイン!!)

私の頭は判断力をなくしていたけれど私の体は反応してくれていた。咄嗟に盾で防ぐことで私は死を免れた。600GPくらいあったカイトシールド+5はたったの一撃でガードクラッシュして、それだけでなく余波は私に100ダメージ近くを与えていた。

今のクラッシュで私は冷静さを取り戻すことができた。

盾を構えていなかったらと思うと……。(ぞくぞくぞく)
恐ろしい、なんて恐ろしい敵……!(ぞくぞくぞく)

なんとか、勝つことができた。(ぞくぞくぞく)

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