ソロFIG 地下3階、レッサーデーモン戦 その4

報告書番号:2012-06-28

レベル補正はあるのか?

まだ、諦めるには早い。
重ねていく死の中で、一つ気になることが出てきた。

そう、相手とのダメージ差が大きすぎる。

レベル補正、相手と自分のレベルに差があるとこちらのダメージはほとんど通らず、相手からは大ダメージを受けるあのレベル補正だ。これはレベル補正の問題だと思う、そう思いたい。そう思わなくては精神がもたない……。

私が与えられるダメージ、相手から受けるダメージ、これをしっかりと知らなくては。
そして攻撃力80、防御265で挑んだ結果は……。

どうやらTRでの私の発言は間違いだったようだ。私が与えるダメージは30〜50辺り、相手から受けるダメージは110〜140辺りだった。人は強い敵と出会うと実際よりも強大だと勘違いしてしまういい例だった。

といっても絶望的なことにはかわりない、これが希望に転じるとしたら私のレベルが19になったときにこのダメージ差がどう変化するかだ。


とりあえずダメージ差の問題は頭の片隅に置いておくことにして、今打てる手を打っていくしかない。……そういえばレッサーデーモンは闇天使か。私はためしに、戦い始め、柱から隠れた状態で光魔法、ホーリーライトを撃ち込んでみた。

だめだった……。スキルに反応するのか詠唱が終わった直前の光の柱が降り注ぐと同時にかわされてしまった。

他に、他に打つ手は……。私は弱気のまま戦い、なんとか打開策を考えていた。けれど、何も思いつかない。そう諦めかけたときだった。レッサーデーモンのフレイムアローは柱にぶつかるとそれまでだということに気付いたのは。

これは……!
そういえば地下1階のブルーフェザー決戦場でも老魔術師のフレイムアローは柱を越えてまでは来なかった。ひょっとしてこの柱を上手く利用すれば勝てるのでは。

私は柱を軸にして、ぐるぐるとレッサーデーモンに追いかけられながら戦ってみた。

いけるかもしれない! レッサーデーモンがフレイムアローの動作を見せたらすぐに柱へ隠れる。しかもフレイムアローを撃ち込んだ直後は隙だらけなため2撃、少なくとも1撃は斬りつける余裕がある。私は体勢を立て直し、万全の状態で挑むために一度決戦場から逃げ出すことにした。

これは勝利への鍵に違いない。私の弱気はどこかへ行っていた。弱気が遠くへ行ったかわりに背後から近くへ飛んで来たものがあった。

遥か後方から近付いてきてくれたそれとは友人にはなれそうにないことを強く確信して、私は息絶えた。


レッサーデーモン戦での死亡回数:4回

旧地下水路、探索の記録一覧へ戻る

報告書の先頭に戻る
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。